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プライマーレス・フレームシステム

プライマーレス・フレームシステムイメージ

プライマーレスフレームシステムは、プラスチック基材とPVC、TPO、TPU等の材料間の接着性を改善し、従来のプライマー処理をすることなく接着性を著しく向上させる表面処理システムです。接着、密着性を上げることで不良率を低減します。また、グレードを下げた素材・インク・塗料の導入が可能になるため、購入コストも低減することができます。プライマーレスフレームシステムは自動車バンパー等、難接着性素材の表面処理を行うことで生産コストダウンを可能にするシステムです。

プライマーレスフレームシステムの特長

  • 固体物質の表面改質処理装置を使用することにより、難接着性素材からなるバンパーやインサートなどの表面に接着、塗装などが容易にできる 。
  • ワークベースが両面使え冶具交換できるので、異なる車種の処理を同時に行うことができる 。
  • インサートの形状を事前にロボットにティーチングする事により、より工程時間を短縮することができる。
  • 固体物質の表面改質処理を行うことにより、濡れ指数が30%前後の難接着性素材を濡れ指数70%前後まであげることができ、その効果は1週間持続する。
  • ワークベースを両面使用することにより、片面イトロ処理をしている間にインサートの脱着をすることができ工程時間の短縮につながる。
  • ワークベースを軸回転させることにより、回転時間を短縮させ工程時間の短縮につながる。
加工面 非処理面
40dyu/c㎡程度
フレームノズルイメージ
処理面
64dyu/c㎡以上
アルミニウム ダイン指数  
フレームノズル

他工法との比較

弊社プライマーレス
フレームシステム
フレーム処理
赤外線照射
処理
プラズマ
処理
コロナ処理
溶剤処理

 

フレームバーナーの酸化炎を介してナノレベルの酸化ケイ素を形成

フレームプラズマを照射し表面に極性基を生成

短波波長紫外線を照射し紫外線作用とオゾンによる表面の活性化と汚れを分解

プラズマを照射し、表面の活性化、粗面化と洗浄効果を得る

コロナ放電を照射し表面を改質 有機溶剤により処理物の異物を洗浄



フレーム処理効果あり

帯電防止効果あり

1週間以上、効果に変化なし

250mmまでの工程差の処理可能処理が長いと逆効果
時間経過で効果失効 調整が難しい
人の目に有害 オゾンガス発生 (局所の排出が必要) 真空と常圧の2種類
溝部の処理に適す

処理時間が長いと劣化
非処理物の表面改質と極性官能基を生成
処理機固定&小物対応
オゾンガス、紫外線発生
時間経過で効果失効
IPA、、メタノール、アセトン等を使用
殆どが可燃性有り
他処理法と併用






52Dyne:水

73Dyne:水


シャ



× ×








(3.5円/本)

(7円/本)
×   ×





60m/分

60m/分
×
MAX 5m/分
照射30~200秒
×
15m/分
幅:20mm

MAX 4m/分
プライマーレス・フレームシステム動画

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